こんにちは。音楽探求家のYOUkiです。

待ちに待った坂本龍一の2017年3月29日発売 最初アルバム『async』。
やっと手にしました。


坂本龍一async


今回は私の偏見と個人的な感想がかなり入りますが、坂本龍一
最新アルバム
『async』を私なりに、解説したいと思います。(感想も含め)



まずは、アルバム全体を聴いて一言。
 
 
単純に良い悪いでは判断できない。
こんなに体力を消耗するアルバムは久々である。



真剣に聴く価値があり、そうしたいと思えるそんなアルバムである。


asyncとは「非同期」

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『async』
1. andata
2. disintegration
3. solari
4. ZURE
5. walker
6. stakra
7. ubi
8. fullmoon
9. async
10. tri
11. Life, Life
12. honj
13. ff
14. garden
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1曲目「andata」

坂本龍一のピアノ曲として、このアルバム全14曲の中では一番聴きやすい曲である。
発売前の坂本龍一のコメントとして「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」
と語っており、言葉のとおりであり安心すら覚える曲。前半ピアノから
パイプオルガンへ切り替わる箇所があり、その瞬間鳥肌が。。
何度もリピートして聴きこめる。


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2曲目「disintegration」

1曲目の「andata」のような聴きやすいピアノの曲が多いある意味、安心した
アルバムだと思ったところ、いきなりこの
disintegration」から、180度覆される。
おそらくピアノの弦をはじいた音で作っている
と思われるが、全体を通して
聴いた後に言えることは、この曲こそ『async』の始まりであると感じている。


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3曲目「solari」

2曲目の「disintegration」のネガティブな感情の曲から一転し、人が思い悩み、
不安の中から1つの光明を見つけ、その光のさす方へ向かう情景が浮かぶ曲である。


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4曲目「
ZURE」

同じ音が繰り返されるが、実は異なる音「音量、リズム等」が少しずつ違い
人間の呼吸の様な一曲。


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5曲目「
walker」

音だけ聴くと地球のどこか知らない夜の暗闇の中で「何かをしている人がいる」。
恐ろしさを感じる曲である。


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6曲目「
stakra」

5曲目の「
stakra」の静けさから一転して、宇宙空間を思わせる曲で
無重力の宇宙空間で聴こえるはずのない、「宇宙の音」の様にも感じる。

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7曲目「
ubi」

経験がないので良くわからないが、人間が死ぬ間際に、記憶が走馬灯の様に
思い出され時間が止まるとよく言われている。そんな一人の人間が死ぬ間際に
家族に看取られながら、今までの幸せであり大変だった人生を振り返り
新しい世界への旅立とうとしている場面を想像する。


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8曲目「
fullmoon」

曲中で流れる言葉は、坂本龍一が音楽担当した映画監督ベルナルド・ベルトルッチ
監督映画「シェルタリング・スカイ」の一説を朗読したもの。
満月をこの先の人生で何度見ることが出来るかという、死を意識した
人間のこれからの人生においての、投げかけでもある。
ただその言葉が曲の一部でありメロディーである。

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9曲目「
async」

タイトルの「async」の非同期を前面に出した一曲。
まず一言。「圧巻!!」圧倒され一気に駆け抜ける曲で、あまりの
圧倒さに付いていくのがやっと。このアルバム
async」のタイトル曲。
一番の聴かせどころであり、アクション映画でいうと一番の戦闘シーンである。

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10曲目「
tri」

個人的にはこのアルバムの中で一番興味を持った曲であり、何度聞いても
同じ顔はない。高音への挑戦であり、人間が不快に思うギリギリの音を
探求している様に思える。なぜか聴き終わった後は頭の中がスッキリする
ように思える。


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11曲目「
 Life, Life」

言葉(歌詞)の内容はわからない。しかし人間が、ある種悟りを開く
瞬間を感じさせる曲。


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12曲目「
honj」

今までの1曲目~11曲と大きく変わり(基本すべて違うが。。)一気に
「和」の要素が強い一曲。曲のタイトル「
honj」は「Nihonjn」からとった
ものなのだろうか?坂本龍一が日本の心を忘れないようにとの思いすら感じる。

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13曲目「ff」

性別、育ってきた環境、精神状態、場所など、その人の聴く
シチュエーションによって感じ方が大きく変わる様々な顔のある曲で、
何度聞いてもこの曲に対してのイメージが異なる不思議な曲。


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14曲目「
garden」

アルバムラストになるこの曲は、1曲目の
andata」とは表裏一体の様にも
感じ、このアルバムasync」で聴いて感じたり、興奮したりした感情を
一旦、現実の世界に戻してくれるクールダウン的な曲。

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何度も聴き返さないと理解できないアルバムであり、他のアーティストで
あればおそらく聴くのを止めてしまう。



「あまりに好きすぎて、誰にも聴かせたくない」
 ※坂本龍一の発売前のコメント



と言っていた意味が少しずつ分かり始めている。


アルバム自体の金額は3500円(+税)とけっして安いわけではない。
その時だけの流行りや、時代に左右されず、言い過ぎかもしれないが
一生聴けるアルバムになっている。これからしばらくは常に聴き続けるであろう。。

以上私の偏見であり、個人的な感想でした。。



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通常CD版
発売:2017年3月29日
価格:3780円(税込)

Async [CD]
CD版(Import )
発売:2017年4月28日
価格:1955円(税込)

async [Analog] [LP Record]
アナログ盤
発売:2017年5月17日
価格:7020円(税込)
 


本日はここまで。。
それでは次回また会いましょう。

音楽探求家のYOUkiでした。

音楽と共にあらんことを。。